気づくことの強さ。相対評価
★★★★☆
(若さは最強の武器・・・なんだよな)
ひょんなことから頂いた一冊。で、なぜか2巻目。
現在シリーズは3巻目が出ている。
3巻も出ているということは結構売れているとのこと。
内容は、16人の名古屋外国語大学の学生たちが
在学中に海外留学&海外インターンシップした体験記。
体験記といっても、
大学の合格体験記のような勉強のコツとか、テクニックとか、
そんなお手軽な話ではない。
(もちろん、その国のその大学へ行くときの前情報としては重要)
カナダ、オーストラリア、イギリス、シンガポール、フランス、中国。
そこで、彼ら・彼女らがどんな思いを持ち海外への留学を決意し、
行った先で、どんな壁に当たり、その壁を克服するためにどう考え、どう行動したか。
そんな心の内を、彼ら・彼女らの言葉で語りつくされている。
その内容はもちろん、千差万別。
でも、ほぼ共通してあるのは、両親や仲間や周りの人たちへの感謝。
(人は一人で生かされているのではない・・ということかな)
そして、「日本への思い」を強くしていること。
(在日はいても移民はいない日本において、日本人を感じる機会が少ないからかも。
もっと穿ってみれば、教育してないし)
この本につけてあるショルダーコピーは、
「良い日本」でもなく「悪い日本」でもなく「かけがえのない日本」を知る
そうなのだ。この本に登場する彼ら・彼女らは、
いわゆるネトウヨや頑なに起立しない教師たちとは全く異なる土壌で、
海外の留学先でいろんな国の人々と交流することで、海外で日本を発見する。
じぶんとしても、そんな若者の行動と思考の動きがとても新鮮だった。
驚きはそれだけではない。
留学といえば、語学のため。。。と思っていた。
しかし、彼ら・彼女らは語学の授業を受けながらも、学部の講義も学ぶ。
マーケティング、貿易、日本学などなど。
そこで、議論し、調べ、発表する。
語学を学ぶとは、「話す」ことだけでなく、
思いや考えを「伝える」ことを学ぶことなのだ・・・。
これも新鮮な発見だった。
しかし、この本に登場する16人の若者たち。
すごく前向き。自分を鍛える意識も高く、力がみなぎっている。
こんな若者が多く育つことが、今の日本には重要なこと。
それは、やっぱり「教育」からしか生まれないんだろうな。
比べることを否定し、競争を否定し、国を否定し
義務と責任を教えず、
生半可な自由と権利だけをいう教育がはやくなくなりますように。
追記/
しかし、なんで王子、王女なんだろう?
ここに違和感を感じるww